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月別アーカイブ: 2026年2月

東京都北区にて施工中・・・

 

 

改修工事における足場組立は、「建物を守りながら、安全かつ効率的に作業する」ことが何よりも重要です。本日は、現在進行中の改修足場組立の途中段階について、現場の様子を交えながらご紹介します。

今回の現場は、築年数の経った建物で、外壁補修および屋根改修を目的とした工事です。新築工事とは異なり、改修工事では既存の建物や周辺環境に最大限配慮しながら足場を組み立てる必要があります。特に居住者様がいらっしゃる状態での施工となるため、騒音・振動・安全面への配慮は欠かせません。

足場組立初日は、まず現地の再確認からスタートします。事前に図面や打ち合わせで確認していても、実際の現場では想定と異なる箇所が出てくることも少なくありません。建物の凹凸、敷地の高低差、配管やエアコン室外機の位置などを細かく確認し、最適な足場計画へと微調整を行います。

組立作業では、ベース金物の設置から始まり、建地・布・筋交いと順に組み上げていきます。改修足場では、建物との離隔距離を一定に保つことが特に重要です。外壁に近すぎれば作業性が悪くなり、離れすぎれば安全性が低下します。そのため、一本一本の部材を確認しながら、慎重に作業を進めていきます。

現在は、建物の中層部分まで足場が立ち上がってきた段階です。ここまで組み上がると、全体のシルエットが見え始め、現場の雰囲気も一気に「工事らしく」なってきます。同時に、作業床の設置や手すりの取り付けなど、安全設備の施工も並行して進めています。

改修工事では、既存の窓やバルコニー、屋根の形状に合わせて足場を調整する場面が多くあります。場合によっては、ブラケット足場や張り出し足場を使用し、無理のない作業スペースを確保します。こうした判断は、現場経験の積み重ねがあってこそできるものであり、職人同士の声掛けや確認作業が非常に重要になります。

また、今回は住宅街での工事ということもあり、落下防止対策には特に力を入れています。足場の外周にはメッシュシートを設置し、工具や資材の落下防止を徹底しています。組立途中であっても、一定の高さまで進んだ段階で随時シートを張ることで、近隣の方々への安全配慮を怠りません。

足場組立は、完成してしまうと「ただの通路」のように見えるかもしれません。しかし、その途中段階には、数多くの確認作業と調整、そして職人の技術が詰まっています。少しの手抜きや確認不足が、大きな事故につながる可能性があるため、どの工程も決して妥協することはありません。

今後は、さらに上層部まで足場を組み上げ、最終的には建物全体をしっかりと囲う予定です。足場が完成することで、改修工事全体の作業効率と安全性が大きく向上します。最後まで気を抜かず、安全第一で作業を進めていきます。

改修足場は、建物を長く守るための工事を支える重要な役割を担っています。完成した後には見えなくなる部分だからこそ、確実で丁寧な施工が求められます。引き続き、現場の進捗や足場工事の裏側についても発信していきますので、ぜひご覧ください。